「ブルックスの法則」と聞いてピンとくる方は、私と同じシステム屋さんでしょう。

「遅れているソフトウェアプロジェクトへの要員追加はさらに遅らせるだけだ」という有名な法則です。

ソフトウェア開発では、かかる工数を人月という単位で表します。
人月=人数×期間(月)です。

例えば、100人月だと、1人でやれば100ヶ月かかり、10人でやれば10ヶ月かかるということです。

では、100人でやれば1ヶ月で終わるかというと、そんな訳はなく、適切な人数と期間が必要です。
ブルックスの法則では、「9人の妊婦を集めても、1ヶ月で赤ちゃんを出産することはできない」という比喩で説明されています。

人が増えれば増えるほど、プロジェクト内のコミュニケーションコストや、管理コストがかかります。

また、プロジェクトが遅れている時に要因を追加すると、新メンバーの教育のために既存のメンバーが時間を割かなければならなくなり、更に進捗が遅れます。

それでも、人を増やさざるを得ないのが業界の常。



ポケカで例えると、絶対に負けられないバトルで、サイド0-5で負けている。
バトル場、ベンチのポケモンは全員瀕死。
制限時間が残り5分で、プレイヤーはパニック状態。

そこに上司がやって来て、

「スカイフィールドを出してやるから、これでなんとかしろ!」

「ポケモンを3匹(ニャビー、アシマリ、モクロー)追加してやる!」

「ポケモンを追加してやったんだから、ちゃんとエネを付けて攻撃させろよ!」

と言われているプロジェクトが、すぐ隣に。。。

バトル場で残りHP10(しかも毒)のプロジェクトリーダーが心配だったけど、とりあえず、クロケアで山札に戻っていきました。
代わりにバトル場に出てきた新リーダー(みがわりロボ)、もはや手遅れだけど頑張れ。

現実の世界には、あめも、ミツルも、森も無い。
GXワザ(リスケ)は既に使っている。
ああ無情。



とりあえず、巻き込まれないように、私は自分のプロジェクトで手一杯ですよというオーラを出しつつ、別に残業しなくても大丈夫だけど残業しながら、そんな事を考えている今日この頃。

トレカパークには行けなかったけど、明日のイエサブには行きたいです。。。

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